昨日の予算委員会での安倍総理の答弁をもう一度見直して、 火曜日からの質疑に備えようとしています。
その中でどうしても引っかかるのが、安倍総理の「本質を見ていない」という言葉。アベノミクスは実質経済成長率も民主党政権時の半分、デフレからの脱却も未達成で、非正規雇用だけが増え、実質賃金も増えていないという、私たちからの指摘に対して、彼が何度か使った言葉です。
では彼の言う「本質」とは何かと思って答弁を聞くと、結局は安倍総理として取り上げたい、彼にとって都合のいい数字の説明でした。
この「本質を見ていない」という言葉。安倍総理らしい、とても上から目線のものを感じました。要するに、自分の正しいと思っていることが即ち本質なんだ、ということです。
このような上から目線こそが、安倍政権の「本質」だと私は思っています。それは経済政策にも、安全保障政策にもあらわれています。これを国会論戦の場に、引っ張り出していければと思います。