安倍総理が今日、福島県の名産品、「あんぽ柿」を贈られた際、「去年もあんぽ柿をもらって『安保国会』を乗り切れた」と冗談まじりに述べたという報道を見ました。
国民の多くが今でも、安全保障法制の強行採決に怒っており、廃止を求めている現状を考えれば、この冗談交じりの発言、私には驚きでした。
昨日の国会でも、安倍総理は「パートの月給25万円」という発言で、一般の世の中との常識感の乖離を指摘されましたが、安保問題においても、ここまで世論の声から遊離しているものかと、実感しました。
今日、自民党の衆議院議員、桜田義孝氏は、慰安婦について「職業」と発言した問題も明らかになりました。とんでもない発言です。このような発言が自民党内から出てくることも、安倍総理の「国民の感覚とのズレ」と無縁のものではないような気がします。
この安倍総理の「国民の感覚とのズレ」の問題も、予算委員会審議で明らかにしていかなければならないと痛感しました。