東京都議会総務委員会での、舛添都知事の問題についての集中質疑が、数時間にわたって行われましたが、事実関係が明らかになるにはほど遠い感じでした。
トップバッターの自民党の質疑者は、形式的な質問を繰り返すのみ。しかも一時間超の質問時間が割り振られていたにもかかわらず、時間を残して終了する始末。
私もこれまで何度なく追及型の質問を行ってきましたが、今回の舛添知事のように、明らかにおかしい問題がある時には、質問時間は1時間あっても全く足りないだろうというのが、率直な印象です。
自民党の質疑者は舛添知事の辞職を求めることもありませんでした。本気で責任を問うているとはとても思えません。
このような状況で、一国の首都たる東京都の都政が停滞することは決して許されません。舛添知事は直ちに辞任すべきです。
舛添知事をきちんと辞めさせることができるか、舛添知事の誕生を支援した自民党、公明党の本気度が問われます。