安倍政権の内閣改造が8月3日に行われると、日にちまで特定して既成事実として報道されています。
この内閣改造、都議選での結果や最近の世論調査を踏まえてのことだと思います。
また、同時にこれをもって、例えば今稲田大臣の問題が大きくクローズアップされていますが、ここで稲田氏を他の閣僚と一緒に交代させることで問題を収束させようという意図もあると思います。また例えば加計学園の問題についても、月曜日、火曜日の衆参での閉会中審査とこの内閣改造もってひと区切り感を出していきたいと考えているのかもしれません。
しかしいずれもそうはならないでしょう。内閣改造にあわせて稲田氏を更迭したとしても、なぜこんなに長く稲田氏を安倍総理はかばい続けたのかという任命責任は引き続き残ります。
また加計学園問題は、要は安倍総理が本気で真実を明らかにしようとするかであって、内閣改造とは全く関係ありません。
その意味で、安倍総理が「国民に丁寧に説明する」と言ったあの言葉は、それだけ安倍総理自身に重くのしかかってくるのということです。