新潟5区の衆議院補欠選挙、前新潟県知事の泉田氏が自民党からの出馬要請を受ける方向だと。
泉田氏は、新潟県知事の時に、原発再稼働に慎重な姿勢を崩さず、自民党とは政策の違いを明ら様にしていた人物。
自民党はその人を公認候補として担ぐということです。我が党はバラバラだとよく言われます。これに対して自民党に言われるスジ合いではないと、ずっと私は反論してきましたが、この新潟の一件を 見ても、まさにその通りです。ましていわんや、脱原発を公言する、河野太郎さんを大臣に起用しているくらいですから。
なぜこんなことが可能となるのか。それは河野さんにしても、あるいは泉田さんにしてもそうなるのでしょうが、あっちではこう言い、こっちではこう言う、ということが自民党では平然と認められるからです。
我が党ではこんなことはありません。そのためにバラバラと言われるのかもしれませんが、少なくとも、時と場合によって重要政策に関する自分の主張をコロコロと変えることはしない。取りまとめ役の政調会長としては大変ではありましたが、よほど正直だと思います。