安倍総理は、今度の解散総選挙において、大義がないと言われていることに対して、いかにもとってつけたような「選挙の争点」をこさえているようです。
今日の報道でも、そのひとつとして、社会保障を「全世代型にする」ということを盛り込むということだそうです。
笑止千万。
なぜなら、この全世代型の社会保障という考え方は、政府として今言い出したことではなくて、民主党政権時に「社会保障と税の一体改革」を行った時にすでに打ち出していたことだからです。ネット上でも見られますので、当時の資料を見てもらえればと思います
それを今更、解散総選挙の争点だと言われても、何を今頃、ということだけです。
おそらくこれは厚生労働省からのインプットだったのだろう思いますが、これまでの経緯を全く知らず「あっ、これはいいじゃないか」と官僚の口車に簡単に乗せられている、安倍総理の不勉強さ加減が私には驚きです。