安倍総理の言う「働き方改革法案」、私に言わせれば「働かせ放題法案」、今日衆議院厚生労働委員会で、与党の極めて強行な委員会運営のもとで採決・可決されました。
法案検討のベースとなったデータが全くのデタラメであったということが発覚したことからスタートした法案でした。
厚労省の調査の結果、全体のデータの2割が、全くあり得ない異常な数値となっていたことがわかり、その部分は厚労省は撤回しました。しかし、残りの8割は正しいデータだと言い張り、それをもとに政府与党は審議を強行。
しかし、2割がとんでもない異常値であるのに、残りの8割は何の問題もない正確な数値であるなんて誰が信じられるでしょうか。
案の定、今日の今日になって厚労省は、残りの8割にも誤りがあることを認めました。法案のベースは全く崩壊したも同然。
しかし、政府与党はそんなことお構いなしに、今日、強行に法案を採決。一体、人の働き方を、人生を、そして命をどこまで軽んじているのか!