今日の衆議院本会議では、参議院の定数6増法案がかけられ、与党賛成の中可決、成立しました。
来年には消費税率の再引き上げを控え、国会議員自らが身を切る改革で範を垂れなければならない時に、逆に過去なかったような規模で議席数を増やすというのは、とても国民の理解を得られるものではありません。しかも自民党にとって都合のいいような内容で、お手盛りそのもの。
多数を持つ与党が、強行的な国会運営の中で、自分たちだけに都合の良いように選挙制度を変えるということが当たり前になると、ますます、偏った政治になっていくことは必至です。民主主義とは言えません。
安倍政権の、この力づくの体質には本当に強い危機感を覚えます。