米国が金融緩和の正常化の道を辿っていて、その結果、ドル金利に上昇の傾向があります。
そうなると、影響を受けるのが、アルゼンチン、トルコなど対外債務を抱える国。
リーマンショック後の長い間、米国を含む先進国は超金融緩和政策をとってきました。その結果生まれたのが、世界規模での「債務」の膨張。
特に一部の、対外的に脆弱性を抱える国においてかなりの債務膨張が見られます。これが今、世界経済の大きなリスク要因としてドル金利の上昇に伴って顕在化してきています。
世界経済には明らかな脆弱性が見られます。