憲法違反の安保法制が、強行採決の末成立して今日で3年。
この日に、市民の皆さんとともに日比谷野外音楽堂に集い、立憲主義を取り戻し、安倍政権の退陣を訴える大集会が行われました。
野党各党の幹事長レベルでエールを交換。私も無所属の会幹事長として参加してきました。
安保法制に関して、先日、菅官房長官が記者会見で述べた看過できない発言があります。それは、イージスアショアを配備すれば、北朝鮮が米国グアムに向けて発射したミサイルを集団的自衛権で撃ち落とすことができる、というもの。
あの安保法制の審議の際、安倍総理は「限定的な集団的自衛権の行使のみを認めようとするものなので違憲ではない」と繰り返し答弁しました。そして「限定的な」 事例として、日本海で活動する米艦船に対して北朝鮮がミサイルを撃ち込んだ時に集団的自衛権を発動する、というその事例のみを挙げました。
ところがその後、安倍政権においてはなし崩しに「限定的に」が拡大しています。グアムのような米国の領土に向けてミサイルが発射された場合の集団的自衛権など、議論にも上っていなかったのに。
このように、時に強行採決によって、また時にはなし崩し的に立憲主義を踏みにじる安倍政権。野党まとまって、その退陣に向けて戦っていかなければなりません。