故翁長雄志元沖縄県知事の、沖縄県民葬に参列してきました。
力づくで辺野古への新基地建設を進める政府に対して、命を削るようにして、「沖縄はひとつ」と訴え、オール沖縄の体現者として戦ってきた翁長氏。その人生を振り返ると、改めて、愛する沖縄のために体を張って戦った人物の迫力を感じます。
その翁長氏の遺志は、玉城デニー新知事に引き継がれました。
今日の追悼の言葉の中で、玉城さん自身も、あるいはその他の仲間の方も同じようなことを言及されました。「翁長氏の知事としての4年間は大変厳しいものだった、そして玉城新県知事のもとでも引き続き厳しいものだろう」と。
私は、これを聞いて悲しい思いを抱かざるをえません。沖縄の県民の皆さんが、県知事選を通して、2回も、辺野古新基地はいやだと、これだけはっきり意思表示されている。にもかかわらず政府は、上から目線で新基地建設をゴリ押ししてくる。
厳しくしているのは、安倍政権なわけで、安倍政権が沖縄の民意をもっと大事にしさえすれば、「厳しい」などという言葉は連発される必要はありません。
民意は既に示されています。それを政府の側が、真正面から受け止めるべき時に来ています。