秋の臨時国会は、10月24日からスタートし、一ヶ月強という期間になりそうだとか。
審議すべき議論の内容としては、災害対策の補正予算案、外国人労働者受け入れのための法案、日EU経済連携協定などと言われてますが、果たして一ヶ月強の会期で間に合うのだろうか。
その前提として、今回、例えばこの数ヶ月北朝鮮問題、貿易問題等外交面で色々な動きがありました。ところが、これらについては前国会も含め、全く議論されていません。これだけでも予算委員会の集中審議をきちんと開いて議論しなければならないような論点です。加えて、今回安倍総理三選後の内閣改造で新しい大臣らが任命されていますから、この人たちにその所信をしっかり聞き、質疑を行わなければなりません。
こういったものの前提の上で、法案等の審議となるわけです。会期が十分とはとても思えません。それでもこのような会期を安倍政権が考えているというのは、また前国会のように、都合が悪くなったら強行採決で突っ切ろうということか。
安倍総理は憲法改正も議論したいようですが、そうであれば、なおさら丁寧な国会運営が必要です。