昨日、安倍総理は、新型コロナウイルスに関する「基本的対処方針」を改定し、緊急事態宣言を発令させた都府県以外の道府県においても、夜の繁華街への外出の自粛を求めるよう、方針を示しました。
私は、その方向自体は支持したいと思います。
ただ、この「基本的対処方針」は、緊急事態宣言を発令した4月7日に改定したばかりでした。そして、その時には夜間の繁華街での外出自粛は緊急事態宣言が発令された都府県が対象でした。それがたった3日でさらに踏み込んだ対応に変えざるを得なかったわけです。
「戦力の逐次投入」は、危機管理対応として、あってはならないとよく言われます。しかし、安倍政権がこれまで行ってきたことは、今回に見られるような、後手後手の感、場当たりの感が拭えません。