新型コロナウイルス対策について、秋冬におけるインフルエンザ等との同時流行に向けた取り組みが政府として後手にまわっているのではないかと大変懸念しています。
9月半ばに1兆円規模の予備費支出を政府が決めた際も、来年3月末までの医療体制強化をカバーするための予算としては少な過ぎるものでした。
一方、地元でも意識的に病院の先生方に、地元での取り組みを尋ねて歩いています。その中で気づいたことは、病院、クリニックによっては、秋冬に向けて発熱外来を整えて、インフルエンザ等との同時流行に対応する検査ができるような体制をとられているところが、思いの外存在する、ということ。
ところがそのような病院、クリニック対する公的な支援はやはり全く足りていないのが実態。そしてもうひとつは地元に住む皆さんが、どこに行けばこのような発熱外来のある病院、クリニックがあるのかが周知されていないということ。
このような問題点を早急にクリアして、安心して秋冬を迎えられるようにしていかなければなりません。