今日、秋の臨時国会が事実上閉会となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻に続く中、国会を即座に閉じて良いものでしょうか。野党側から国会を引き続き開催するよう要求しましたが、政府与党はこれを拒否しました。
今日の夕刻、菅総理は記者会見。9月16日の就任以来、このような記者会見を全く行ってきませんでした。これだけ新型コロナの感染が拡大しても、総理として前に出て国民の語りかけようとしてきませんでした。
国会が終わった直後の記者会見。内容を国会で問われることを避けたのではないかと思います。
しかも、そこで語られた新型コロナへの対応も、何も踏み込んだものはありません。飲食業における時短影響が重要、国としても支援、と言うけれど、その財源は既定の地方創生臨時交付金。本当に地方自治体の時短要請を交付金で支えるのであれば、今すぐ、予備費を使ってその財源の支出を決めるべきです。それも無し。
このような、無に等しい取り組みでは感染が減るわけがありません。深く憂慮します。