一昨日の私の予算委員会での質疑の際、私は、ワクチン接種に関して、昨年夏前に自治体との連携を強化するために組織されていた「リエゾンチーム」がすでに解散されていることを指摘しました。
昨年夏前、菅総理の号令のもとワクチン接種を迅速化するために、全国の自治体から集まってもらったリエゾンチーム。一時期は全国の自治体から50人を超える陣容となっていました。これがその際のワクチン接種の迅速化の鍵を握ったわけです。
ところが、今年に入って、自治体からのリエゾンチームのメンバーはゼロ、となっていたのです。これではワクチンの3回目接種がスムーズに進むはずはありません。
今日、我が党から質疑に立った柚木さんは、このような重要な陣容の変化を、堀内ワクチン担当大臣はいつ知ったのか、と詰め寄りました。
堀内大臣は、しどろもどろの答弁を繰り返しました。呼ばれてもいないのに後藤厚労大臣が答弁をし始め、質問されてもいないことをダラダラとしゃべり出出すなど、議場は一時騒然となりました。
私も理事として、議場整理に乗り出し、やっと質問に対する堀内大臣の答弁を引き出しましたが、その答えはつまり、「知らなかった」ということ。
驚きました。ワクチン担当大臣も知らないところで、ワクチン接種を迅速化するためのリエゾンチームが解散されていたのです。