佐賀県農業農整備事業推進大会が開催されました。
佐賀県は土地改良事業による圃場整備が進められ、その成果として耕地利用率130%という、全国一の利用率の農業県となりました。
一方で、今の農政に対して疑問を抱く声も多く聞きます。
耕地利用率を上げて土地利用型の農業を推進してきたわけですが、最近において農水省は、「稼げる農業」をかかげて園芸作物、畑地化などを進めてきました。
土地利用型の農業を進めて食料自給率を上げる方向に進むのか、畑地化を進めていわゆる「稼げる農業」を追求するのか。農政の方向性が見えず、農家の方々も混乱されていると思います。