今日の午前中、岸田総理は自民党総裁選に不出馬、との一報が飛び込んできました。
このタイミングは意外でした。
しかし、岸田氏のもとで、裏金問題への対応だけではなく、物価高対策をはじめとしたその他の政策課題も、全く進まない状況が続いていました。岸田氏が裏金問題の責任を取るのであれば、もっと早くそうするべきだったし、それを踏まえれば、遅きに失した判断だとすら言えます。
岸田氏は、自分が身を引くことで自民党を新しくするんだと述べました。しかし、裏金問題への対応を全く取ってこなかったのは、岸田氏のみならず、自民党の全体。岸田氏という「表紙」を変えただけで、自民党が変わることはあり得ません。
政権の当事者能力をなくしている自民党に対して、私たちが受け皿、選択肢となることの重要性が増しています。