今日は、昼ごろに衆議院本会議などに出席した以外は、今国会の法務委員会で審議される「信託法改正案」の勉強に、ほぼ一日中没頭。途中法務省の方々にもおいでいただいて、法案のメリット・デメリットなどについていろいろな角度から検討しました。
なぜこのようなことになったか・・・・・補欠選挙後の国会運営は与野党の攻防が激しさを増してきていて、一番の注目はもちろん来週月曜から開始する教育基本法改正の審議。
そこに多くの人員リソースがとられるため、国会対策の方々から「大串さん、ピンチヒッターで法務委員会も頼む!」と急遽依頼されたわけです。
大正11年に制定され、現在までほとんど改正されずにここまできた信託法について、今回は大改正です。これまで75条から構成される法律だったものが、271条に膨れ上がります。これを機会に新しい信託ビジネスが花開いていく可能性もあります。と同時に、新しい信託に投資する投資家をどのように具体的に保護していくかなどの論点についても丁寧に議論していく必要があります。
というわけで、かつて金融庁で信託銀行を監督していた立場からも、専門分野ですから、頑張って議論に参加していかなければなりません。
急遽のご指名も潔くお受けして、大急ぎで勉強開始の一日でした。しかし、教育基本法改正の審議には、私も答弁者として参加しているんだけどなぁ。
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