今日は、朝から法務委員会での審議に出席。
お昼時に、政策調査会での参院選向け政策作りに関する議論、本会議出席をはさんで、午後も法務委員会に出席。午後は30分間の短い時間でしたが、質問に立ち、長勢法務大臣に対して、民法772条問題、少年法改正問題、外国人労働者問題などについて質疑を行ないました。(写真)
さて、参院選に向けた目玉政策作りですが、我が党でも検討を行っているわけですが、与党側からもいろいろなアイデアが浮かんできています。
そのひとつが「ふるさと納税制度」。それがどのようなものを具体的にイメージしているのか判然としませんが、報道を総合すると、例えばふるさとを離れて都市部で働いている人が、自分が納める税金の一部を、自分が住んでところの自治体に対してではなく、自分のふるさとに対して希望して納めることができるようにする仕組みが想定されているようです。
税金は自分が住んでいるところに納めるのが原則なのですが、参院選に向け、「中央と地方の格差」是正策の目玉として、自分のふるさとに対して納税できるようにしたいということのようです。
しかし、これは可能かな、と思います。たとえば、すべての方が「ここがわたしのふるさとです」と言えるようなところがあるとは限りません。人によって、この制度を利用したりしなかったりすることで、混乱が生じることも考えられます。
希望する人が、自分のふるさとの自治体に対して寄付をした場合に、その寄付に対して税法上の優遇措置が与えられる、という仕組みにするのであれば、まだ話しはわかるのですが。
我が党でも、参院選に向けアピールできる政策に頭を悩ませているわけですが、そういう状況であるのはどの党も同じようです。
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