今日は、午前中、事務所で執務のあと、参院選に向けた政策ビラの作成会議に出席。
その後、午後からは長丁場の衆議院本会議のスタート。
与党は、先週金曜日、そして昨日に強行採決した年金関係法案を、今日衆議院本会議で通過させるべく、強行に今日の本会議を設定してきました。
これを受けて、我々からは、本会議を含めた衆議院の議論の運営をつかさどる、議員運営委員会の委員長・逢沢一郎議員の解任決議案、そして連続の強行採決を行った桜田・厚生労働委員長の解任決議案、さらには柳沢厚生労働大臣の不信任決議案を提出して、反対を意を示していきました。
これらの議案を審議していくために、決議案・不信任案の提出者の趣旨弁明、さらに与野党両サイドの討論者による賛成・反対討論を通じて、今回の年金問題の本質が議場全体に明らかになっていきます。
議論は長時間におよび、これらの解任決議案・不信任決議案そしてそれに続く、政府・与党の年金関係法案の採決を終えたのは日付がかわって午前1時過ぎ。
我々野党としても、国民のみなさんの年金を守るという思いから一心に議論を展開していきましたが、国会は最後は数の力がすべて。解任決議案・不信任案すべて否決され、また政府・与党の、極めて問題の多い年金関係法案は可決されました。
政府与党の年金関係法案の問題は明らかであるだけに、それが可決された瞬間には、「ああこれで『消えた年金』問題で損をする国民のみなさんの救済が難しくなる・・・・」と強い無力感が襲ってきました。
政府の提案する社会保険庁改革法案も同時に通過したわけですが、この案では社会保険庁の仕事ぶりが改善される保障も全くありません。
本当につらい、無力感です。
しかし負けてはいられません。明日にもまた政府・与党は内閣委員会での「国家公務員天下り人材バンク法案」について、これまた強行に審議を行い、強行採決してくるのでは・・・という観測が上がっています。
闘いに続く闘い、乗り越えていかなければなりません。
コメント
コメント一覧 (2件)
今の国会って過半数の人間が居る与党の言うがままで、野党の不信任決議案なんて「焼け石に水」にしか見えなくなってしまってますね…
安倍総理も強行的に色々改革をやるのはいいんですけど、それの説明がイマイチ小泉前首相ほど分かりやすいものではないし…
小難しい事を言ってなんとなく納得させようっていう風に取れてしまいます。
昨日もコメントをいただき、ありがとうございます。不信任案は焼け石に水・・・・、確かに実感としてはそうです。国会で頑張っていることを国民のみなさんにお伝えするというのは本当に難しいです。