政局の節目節目でマスコミ各社は、支持率の調査を行います。政党支持率、内閣支持率などなど。
3分の2再議決が行われたばかりの今週末、マスコミによる調査が行われていました。福田内閣の支持率はこの再議決のためにガクッと落ち込むことはありませんでした。しかしそのレベルは相変わらず4割~3割台。
今後この支持率がどうなるかを見越すと、改善するという見方は少数派で、ジリジリと下がっていくのではないかという見方が多いようです。
この支持率がジリジリと下がっていったときはどうなるのか。自民党としてはますます解散を避けたいと思うようになるでしょう。しかし一方世論はどうなるか。
内閣支持率が相当程度低下するということは、世論としては内閣改造、あるいは内閣総辞職、さらには解散総選挙を求めているということになるのでしょう。しかし、本当に世論はそこまでを求めるのか、たとえ支持率が著しく下がったとしても、それは単に「支持率しない」という消極的意図表明であって、解散総選挙を世論として積極的に求めるところまではいかないのではないか・・・・といった見方も根強くあります。
「解散総選挙に追い込む」というのは、本当にこれを行うのは相当に大変なことでしょう。支持率が下がっても世論は解散までは求めないかもしれないし、あるいは与党はそのような厳しい状況になったら例えば内閣改造とか、あるいは総理の首をすげかえるなどという方法で、とにかく選挙を回避しようとするかもしれません。
与党だけが解散権を持つということは、勝負する土俵を与党自身でいつどこにするか決められるということ。その重さが感じられるようになってきました。
コメント
コメント一覧 (1件)
ガソリン(揮発油)税を減税してほしいと思っています。
家計負担・事業コスト共に大きな問題です。
さらにガソリン税に消費税がかかっていて二重課税になっていることも大変不愉快です。
取られ放題といった不満・不信感が募ります。
その一方、道路をつくる予算がなくなると聞きます。
気分的には「道路なんか後回し!」と思いますが、
冷静に考えると「それもまずいのかなぁ」と心配します。
大串さんの考えをぜひブログに書き込んでください。
お願いします。