解散総選挙の日程がいつになるのか注目される中、国会日程も先読みが難しい状況です。
そんな中、新たに加わった要素は、金融機能強化法の復活法案。今日初めてその骨子が金融庁から自民党に示されたばかり。今週金曜日に閣議決定となる見込みであって、それを与党は28日の衆議院通過、30日の参議院通過成立をもくろんでいるのではないかという見方があります。
しかし、これは大変厳しい日程です。そもそも今日骨子が示されたものが、金曜日に法案の形で閣議決定できるのか、またそれができたとしても、それから28日一日だけの審議で衆議院を通過するという日程は可能か。
今日発表された復活法案の骨子を見ると、単純な復活ではなく、以前にもこのブログにも書いたように、経営責任の明確化を求めないこととするだとか、あるいは、農林中金などの中央機関に対してもあらかじめ国が資本参加できる仕組みも導入されています。
このような質的に意味の大きい変更点を伴うだけによく吟味しなければなりません。しかし、総理が解散総選挙を決断するかもしれないとされているXデー=10月30日に向けて、政局がらみの日程は非常に読みづらくなっています。
コメント
コメント一覧 (1件)
難しいですね
急がれなければならない課題があるが慎重にならなければならないジレンマ