「こういうやり方もあったか~、という感じだよね」
今日ある方と話していて、麻生総理がひたすら解散総選挙をしないで先延ばししていることを評しての言葉です。ちなみにこの方は自民党支持だそうです。
通常は、衆議院の任期満了まであと1年というところに来ると、これまでであれば解散総選挙が実際に行われてきていました。ましていわんや、3代続けて国民の信を問うていない政権であり、また国民の支持率もここまで低いとなれば、素直に考えれば「国民の信を問うべし」ということになるのでしょうが、その中で、何があっても解散しないでいこうとする麻生総理の様子を見ていての、率直な感想なのでしょう。
確かに、小選挙区制度のもとで、政権交代が選挙のたびに行われ得るという、私が望ましいと考えるような政治風土ができあがった暁には、その時の政権党は出来る限り解散しないで頑なに進んでいくということになるのかもしれません。今までの自公政権のように、少々不人気でも政権交代まではなかろう、という時代ならまだしも、政権交代があり得るのであれば、やはり選挙はできないという判断になるのかもしれません。
すなわち、政権交代が起こりうる政治=任期満了まで解散が行われない、という流れになっていくのかもしれません。それを、国民はどう考えればいいのか。「日本でも米国のように、ころころと政権、総理が交代するのではなく、4年ぐらいはじっくりと腰をすえて政権担当するようにならないと」という声もよく聞きますが、まさにそうなっていくのかもしれません。
そんな思いを抱きながら、写真は、今日の夕刻、連合佐賀、民主党、社民党の合同で、「早期に解散総選挙で国民の信を問うべし」と訴える街頭活動を行ったときものです。
コメント
コメント一覧 (6件)
連合は民主党の支持母体ですが、労組が強くなりすぎるとどうなるかは、今アメリカでビッグ3が身をもって示してくれています。私も会社員で組合役員も経験しました。日本の労組は中枢にいくほど左翼率が上がり、労連執行部あたりまでいくと、朝日新聞を右翼的だと非難する程に極左です。で、対外的にはその声がそのまま労組の声になります。労組中枢の価値観と一般組合員の価値観には乖離があり、連合の支持=民意ではありません。
連合は民主党の支持母体ですが、労組が強くなりすぎるとどうなるかは、今アメリカでビッグ3が身をもって示してくれています。私も会社員で組合役員も経験しました。日本の労組は中枢にいくほど左翼率が上がり、労連執行部あたりまでいくと、朝日新聞を右翼的だと非難する程に極左です。で、対外的にはその声がそのまま労組の声になります。労組中枢の価値観と一般組合員の価値観には乖離があり、連合の支持=民意ではありません。
TK43様、2度も念押しありがとう。
職無く、家無く、医者無く、さまよう民が多いのに、
無駄な土木工事を強行し環境を破壊し、そのつけを増税で民に回そうとする政治家、
民の苦しみなど我関せずと、権限と天下り利権にしか目の無い官僚、
典型的な亡国の相です。
一葉落ちて天下の秋を知る。天命が改まる時です。
道路特定財源の一般財源化(福田内閣の公約です)、
定額給付金を含む無駄遣いの撲滅と、徹底した行財政改革、
消費税増税は、国土交通省を解体した後でと、
通常国会は、この線で頑張ってください。
政権が崩れる時は早いです。
まずは先の二重投稿をお詫びします。
私は麻生政権の主張と実績、それに対する野党の評価と主張の双方をしっかり把握した上で、いずれ来る総選挙に臨みたいのですが、如何せんマスコミは麻生総理の主張と実績を報道してくれないので困ります。例えば今日(24日)総理自ら来年度予算案を説明する記者会見をしたと報道されましたが、その説明してる映像(質疑応答の時でなく)をTVでちゃんと見れた人いますか?
>TK43様
麻生総理の会見(質疑応答だけでなく)を見ました。消費税を上げると明言しておられました。
小生は、消費税増税より先に、道路特定財源の一般財源化と、脱ダムなど国土交通省予算の大幅削減と、公務員と議員定数を減らす行財政改革徹底を希望しますので、道路K氏と増税T氏の宏池会残党や、増税副総理Y氏の、言うままになっているような麻生総理には、ガッカリです。ぶれない外交姿勢や体力は依然評価していますが。
国交省解体論?の榊原英資氏が、民主党を叱咤激励されることの方を期待します。