今日で通常国会が実質的に閉会しました。
文科省の天下り問題で幕を開け、トランプ政権との向き合い方、南スーダンPKO日報隠し問題、森友学園への国有地値引き払い下げ問題、北朝鮮のミサイル問題、そして加計学園問題と、世論の注目を集めた論点が多く移り変わった150日間でした。
今国会における、私たち民進党の、法案審議に対する対応はどうであったか。まとめてみました。
今国会で成立した政府提出法案は66本。それに対して私たち民進党が賛成した法案は52本。約8割の法案には賛成したわけです。
私たちが反対した法案は14本ですが、その内でも8本に対しては、対案・別案・修正案を提出しましたので、単に反対だけ、という意思表示したのは6本のみ。
我が党は「反対ばかり」といった声を受けがちなのですが、実際はそうではないことが、この数字からも明らかです。
また、今国会で政府が提出した法案数は、継続審査となっているものも含めて72本。これに対して、私たちが提出者となった議員立法は、継続分を含めて59本。つまり、政府に匹敵する数の法案を我が党は提案していることがわかります。
安倍総理は国会で、私たちに対して「批判に明け暮れるのではなく提案をして」と言いますが、安倍総理は明らかに勉強不足です。私に言わせれば、国会で誰がどう賛成・反対していて、どんな法案を提案しているか、まずは勉強してから出直してきなさい、ということです。
「提案型の国会論議」を私たちは目指しています。私自身も政務調査会長として、提案できる政策をさらに磨いていきたいと思います。