衆議院においては、今日、与党側の強行的な運営の中で来年度予算案が可決。
予算案審議の中で問題となった、裁量労働制にかかるデータを精査した上で働き方改革法案法案を再検討することや、森友学園問題に関する佐川国税庁長官の国会招致などについては、与党側はゼロ解答を決め込んだままでの採決でした。
ところが、国会審議が深夜に終わった直後に、安倍総理は働き方改革法案から裁量労働制拡大の部分を切り離すことを表明。
となると、裁量労働制のデータ問題に割いてきた、衆議院予算委員会での審議は何だったのかということになります。
国会を何だと思っているのか。改めて審議をやり直すべき、と強く言いたいと思います。