愛媛県、今治市、加計学園関係者が2015年4月に総理官邸を訪問し、柳瀬総理秘書官を訪問したという件に関して、内閣府から文科省に対して、2015年4月2日午後3時に一行が官邸に行って柳瀬氏に会う、ということをメールで事前通告していたということが、数日前に報道されていました。
果たして、今日、林文科大臣が発表したところでは、確かにそのようなメールが文科省に残っていたということが明らかになりました。
これを作成した職員は「よく覚えていない」と言っているようですが、ここまで色々な「証拠」が積み重なると、柳瀬氏が愛媛県職員らと会ったことを「記憶にない」と言い続けることは、私は不誠実のそしりを免れないと思います。
柳瀬氏は何を隠そうとしているのか。当然「安倍総理の関与」。しかし、ここまでくると柳瀬氏は、真実を語るしかありません。
ところが与党側は相変わらず、柳瀬氏を証人として国会に出すことを拒否。与党全体で「安倍総理の関与」を隠し続けています。
安倍総理は「膿を出し切る」という言葉を最近多用しますが、安倍総理を含み隠蔽体質こそが「膿」そのものではないでしょうか。