自民党の杉田水脈議員の、LGBTの方々に対する「生産性がない」という発言は、私は明らかに差別発言だと思います。
それに対する自民党の反応もまた言語道断としか言いようがありません。谷川とむ議員は同性愛を念頭に「趣味みたいなもの」と言い、また、党としての対応を問われた二階幹事長にいたっては「この程度のこと」と言い放つ始末。
党として、杉田議員に対して、性的志向・性自認に関する特命委員会の古屋圭司委員長が「指導」したということですが、古谷委員長はそもそも「指導」する権限はあるのか、「指導」とは一体何なのか、とても党としての真摯な反省をしたものとは思えません。
このような状況では、自民党自体が、杉田発言の問題を深刻視しておらず、すなわち差別を容認していると判断せざるを得ません。