今日、山本防災担当大臣が来佐しましたので、被災地視察を同行しました。
被災してから、まだ3日あまりが経過したばかり。被害の状況もこれから本格的に分かってきます。
しかし、一方で、当面課題となるであろうことも見えてきています。
例えば被災者の方々の生活の再建を支援しなければなりません。これには被災者生活再建支援制度を使っていかなければなりませんが、その要件が今回の実態に合うか。例えば、住宅の全壊(あるいは大規模半壊等)といった要件はどうか。油が大量に家屋に侵入してきて居住が困難ということが、全壊とみなされるか、といった点等が課題になります。
また、商工業主の皆さんにも相当な被害が生じています。それに対して、グループ補助金の要件に関して、今回の被害実態に沿うような形での議論が必要です。
また農業に関しては、これから日に日に影響を受けた農地に変化が見られるのではないかと思います。日々、枯れていく稲や大豆といった状況が生じた場合、農家の皆さんをバップアップする支援策も必要です。
ひとつひとつ浮かび上がってくる課題を明確にしながら、その都度、支援策として制度化を図っていかなければなりません。