昨日、国会内で共同会派による、今年度補正予算案のヒアリングを政府から行いました。
これから詳細はさらにつめますが、ひとつ論点になったのが、私も先週ブログに書きましたが、菅官房長官が言っていた、外国人旅行客が泊まれるような高級ホテルを50ほど作るのを、今回の経済対策の中で政府が支援するという政策。
補正予算案の中にも明記されていたので、その具体的内容を問いましたが、担当の国土交通省からの説明は「これから詳細を検討します」と言うばかりで、さっぱり要領を得ませんでした。
不思議です。私の経験からしても、予算案に組み込まれる段階ではある程度の詳細はつまっているはずです。そうでないと国会審議を乗り越えられませんから。
「まさかIR関連のホテルを対象にしようとしているのではないか」という、ポイントをついた質問に対してさえ、答えられません、と。
今日、IR法を衆議院で強行採決した際の内閣委員会の委員長で、その後副大臣としてIR担当を務めた、秋元司衆議院議員の事務所に対して、IRに参入しようとしていた中国企業からの不透明な資金の流れに関して、強制捜査が入りました。
何がしかの大きな利権が背後で動いているのか。私には分かりません。ただ、予算案に計上されている以上、また捜査が入っている以上、当事者にはしっかり説明してもらわなければなりません。
年明けの予算委員会でも、必要であれば取り上げていきます。