森法務大臣の国会答弁のブレは許容できるレベルのものではありません。
黒川氏に対して、「訓告」という軽過ぎる処分を決めたのは誰か。
先週金曜日、森大臣は記者会見で、内閣から決められた処分を森大臣が検事総長に訓告が相当と伝えて検事総長がそう決定した、との旨の話をしていました。つまり訓告という処分は内閣が決めたと明言してしていたわけです。
ところが昨日の国会答弁では、内閣と検事総長が並行的に協議しながら決めたと内容を変えました。
そして今日、国会でさらに矛盾をつかれると、法務省事務次官が決めて検事総長にそれを伝え内閣がそれを認めた、と法務省が訓告処分を決めたという内容にまで、答弁を変えてきました。安倍総理の国会答弁に合うように答弁を変えたのです。
当初の記者会見からすると、正反対の方向まで国会答弁を変えたことになります。
これはもう大臣としての資格がないどころか、人間として信頼が置けないというところまで来ていると思います。
そしてこれも、総理官邸からそうさせられている、もしくは総理官邸への忖度でそうしているのだろうと推測されます。
内閣として腐敗しきっています。