小池都知事が、今回の緊急事態宣言の再延長を一都三県の首長で意見交換をする中で、神奈川県の黒岩知事も延長に賛成していると、勝手に他の2県知事に対して説明していた、ということを黒岩知事が明らかにしました。
黒岩知事は延長に対して、状況を見極めたいという立場だったということです。つまり真意でないことを他の知事たちに対して、小池氏が勝手に伝えていたということで、黒岩知事が他の2知事と話した時にそのことが露見したと。
黒岩知事は「信頼関係が薄れる」「こういうのはダメだ」と小池都知事には言ったそうです。
今朝のこのような黒岩知事の説明を、テレビの報道番組で観ました。
小池都知事は、延長に向けて、一都三県の首長の間の議論をリードしたかったのでしょう。そうして、菅総理にそれをぶつけ、主導権を握りたいという政治的な思惑があったのかもしれません。
しかしこのような「二枚舌」はあってはなりません。
ことに、新型コロナウイルスへの対応という、国民の命に関わることです。このような中で行政を預かる立場にあるのであれば、誠実に、とにかく誠実に取り組むべきです。