政府提出、入管法改正案については、今週政府与党は何が何でも強行に採決をしてくるのか。
この法案については、難民認定申請が三回に及ぶとほぼ自動的に国外退去となる内容となっているなど、難民申請をしている外国人に対する人権面からの保護が弱まり、命に関わる問題になることが指摘されています。
特に、今年3月に入管の在留施設に収容されている途中で、健康上の理由から仮放免が求められていながらも、適切な対応がとられないまま命を落としたスリランカ人、ウシュマ・サンダマリさんの件について、法務省はビデオの公表を拒否し続け、真相を明らかにすることを拒んでいます。
入管施設における収容の実態すら明らかにされない中で、入管法改正案について、何事もなかったように採決できるはずはない。
重要な1週間となります。