6月19日に9人で来日したウガンダ選手団の内1人が入国の際に、新型コロナ陽性と判断され、そして今日、新たに1人、残りの8人の中から陽性者が出ました。
恐れていた事態、と言わざるを得ません。
ふたつの意味においてです。
ひとつは、今回のこの件について、さらに陽性者が出るのではないか、濃厚接触者の判定が遅れたのは致命的なミスだったのではないか、と危惧していたことが現実化したことです。
もうひとつは、コロナ禍の中での東京大会の開催において、本当に水際対策が機能するのかということについて、これも深刻な危惧の念が示されていたわけですが、この懸念も残念ながら現実のものと考えざるを得なくなっていることです。
これから選手団1万5,000人に加え、全体で9万人を超える人たちが入国する見込みです。本当に大丈夫なのか。
ここまでくると、これが大丈夫ではない前提で、その上でどう感染を抑えるかという、プランBを考え始める段階に来ているのではないかと思います。