佐賀県農業共済組合の皆さんから、「令和4年度農業保険関係予算に係る要請書」をお受け取りしました。
今日来られた幹部の皆さんは、これまでも農業共済制度、そして3年前に新しく始まった収入保険制度について、長きにわたって様々な意見交換を行ってきた、なじみの深い方々です。
この要請書の中に書かれている内容も、国庫負担金、事務負担金の確保をはじめとして全てよく分かります。
特に、新しく始まっている収入保険に関しては、農産品ごとではなく、一農家の収入全体を見て保険に加入する方式となっているため、例えば、コメの凶作のため所得が下がった、しかし一方で佐賀ではコメと麦との二毛作が行われていて、麦では収入があったので全体としては所得が低下していないことになって保険金がおりない、というような問題も明らかになってきています。
収入保険制度については、私自身、この制度創設に、衆議院農林水産委員会の筆頭理事として関わりましたので、思い入れがあります。