中等症の患者を入院対象から外すという方針転換について、専門家の尾身会長は相談を受けていないかったと。専門家に相談せず、このようなことを決めていいはずがありません。
さらに問題なのは、菅総理が、この方針転換を専門家に相談していなかったことを知らなかったということ。
これだけの重要事でありながら、政府内の意思決定のあり方が、極めて拙速、かつずさんであったことを物語っています。
その結果として、昨日のここに書きましたが、この新しい方針の内容は、大きな穴があります。これがこのまま実行されれば、国民の命を危険にさらすことは明らかです。
やはり一旦撤回して、かつ専門家の意見を十分踏まえて、もう一度詳細に制度設計をし直すべきです。