全国の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の全面解除を、今日、菅総理が決定しました。
感染状況が改善している中なので、制限の解除の方向はあり得ることだと思います。
一方で、今回の感染減少については、専門家の皆さんも、はっきりとは理由がわからない、としています。そんな中ですから、第6波への懸念はやはりあります。
これを踏まえれば、宣言を解除したとしても、第6波に備えた、入院等の医療体制強化が、まさに今行われていなければなりません。しかし、そのことについての政府の動きは全く見えません。
一方で、宣言解除となったことで、行動制限の緩和の方向だけが、政府からは発信されてきています。
このような点でのバランスが懸念される今日の決定です。したがって、まだまだ慎重な目線からの状況対応が必要です。