臨時国会が今日閉幕しました。
開会時には予想もしなかった展開として、自民党派閥のパーティー収入不記載・裏金疑惑が底なしの様相を呈してきています。
この環境下で、岸田政権は正常な政策遂行機能を果たせていません。任に能わず。私たちは内閣不信任決議案を国会に提出。野党全会派がこれに賛成。しかし残念ながら、自公の反対で否決されました。
しかし今日夕刻の記者会見を聞いても、岸田総理からはこの問題をこう解決していくというような具体的な対応については、何一つ語られませんでした。「火の玉となって」と言いますが、それで何をするかは不透明です。
自民党議員の中からは、裏金化について派閥から指示があった、そしてそれが表沙汰になった後はしゃべるなと箝口令が敷かれたということを明言する人物も出てきました。
官房長官他4閣僚が更迭。萩生田政調会長と高木国対委員長が辞意表明。政府、自民党ともに機能不全に陥っていることは明らか。
今日の内閣不信任決議案は、本当に可決されるべきものでした。そうならなかったのは、日本の不幸です。