今年の全国茶品評会で、我が嬉野茶が、今年素晴らしい賞を受けました。今日は、その受賞祝賀会が開催されました。
今年、蒸し製玉緑部門、釜炒り茶部門の2部門で嬉野の茶農家の方が農林水産大臣賞を、そして優れた産地に贈られる産地賞でも、この両部門で嬉野市が受賞しました。4冠です。
特にこのうち、蒸し製玉緑の部門の農林水産大臣賞は10年前の受賞以来遠ざかっていました。この栄冠を取り戻し、11年ぶりの4冠ですから、皆さんの喜びもひとしおです。
この間、大雨災害に見舞われ、コロナ禍で深刻な影響を受けて、それらを乗り越えて来られました。関係する、地域の全ての皆さんの献身的な取り組みの賜物です。
しかしながら、一方で、茶業をめぐる現状は厳しい状況が続いています。リーフ茶への需要を高めて、茶価を上げていくことが喫緊の課題です。
品質に関しては、この受賞があらわすように断トツです。このブランド力を消費につなげていくのは、政治の側でも責任を持って取り組んでいかなければなりません。