今日は、こどもの日。
この児童館は、館長さんと若干名の館員さんのもと、多くの運営委員という立場の高校生、中学生、小学生が自主的に参加して、自分たちの手で、運営を作り上げています。そうすることで、遊びに来た子どもたちと同じような立場で、一緒に遊べる雰囲気を作り出しているのです。
今日の子ども祭りもまさにそのような活動の中から作り出されたもの。サポーターとしてお手伝いするべく参加はしたものの、子どもたち自身の手で、巨大な折り紙カブト作り、映画上映会、ドッジボール大会、フリースロー大会などのイベントが次々とかつスムーズに開催されていく様を見て驚かされました。
館の人たちや、運営委員の人たちは、来ている子どもたちの名前をよく憶えています。名前を呼びながら、そしてひとりひとりの子どもに声をかけながら一緒に遊んでいるその様子から、ここに来ている子どもたちが大切にかわいがられていることがよくわかります。
家が近くて遊びに来る子、お父さんお母さんが共働きでその間遊びに来る子、あるいは居場所を求めてくる子。子どもたちが児童館へ足を運ぶ理由はさまざまだということです。
すべての子どもたちの思いをしっかり受け止めながら、それぞれの子どもたちが幸せに育っていくようにと望みをこめながら、毎日児童館は活動を続けています。
館長さんにお話しを聞くと、館の運営上、いろいろな悩みや問題もお持ちだそうです。子作り支援、子どもたちの教育という観点から、各地の児童館の活動に対して、国としてどのようなことができるのか、問い直す機会をいただいた一日でした。
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