今日は、午前中、原口一博さんともに郵政民営化関係の政策についての打ち合わせ。午後の便で佐賀に戻り、夕刻は、佐賀の陶芸家、中島宏さんが今夏、人間国宝としての認定を受けられましたので、そのお祝い会に出席して、お祝いを述べさせていただきました。(写真)
夜は、佐賀郡の支援者の方々とミニ集会を開催させていただきました。
さて、東京から戻る飛行機で、ある与党の代議士の方と一緒になって、いろいろ話しをしていたら、「小沢氏が今回『参院選で約束した政策について、急ぎ法案化を進めるべし』と指示を出していたけど、タイミングといい絶妙の指示だね、小沢氏おそるべし」とのこと。
小沢氏がなぜそのような指示を今出したか、私にはよくわかりませんが、一般的には、福田政権になって、年金問題、消費税の問題などいろいろな政策課題について、「民主党と協議したい」との発言が続いていることがその背景にあると言われています。
この与党側のスタンスは、マスコミの方々からは「クリンチ(抱きつき)戦略」と言われていて、すなわち民主党を抱き込んで取り込んでしまおうという戦略だと言われています。
そのような与党の戦略に対して、「国会での話し合いにはいくらでものるが、密室で談合は行わない」という立場をはっきりさせるために、民主党としての政策を明らかにする上で、いろいろな政策について法案化を進めるという、小沢氏の考え方があるのではないかと言われています。
今日の与党代議士の話しを前提とすると、与党側はやっぱり、民主党を抱き込んで取り込んでしまおうという思いで「協議したい」と言っていたのかな、という思いがしました。政治の世界は思惑が深いですね。
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