地元において、現在国会で審議中の補正予算案が、いかに「仕組み」として、私たちの生活を根本から安心させるものたりえないかを訴える日々が続きます。
ある農家の若手の方と話していたときのこと。この方は農協青年部の方。いわば自民党との親近感がよりある方といえるかもしれません。
それでも彼の口から出てきた言葉は、「毎年の補正予算で、ちょこっと、ちょこっと補助金を渡されても、それで将来の農業が安心してやっていけるという見通しにはとてもならない」というものでした。
まさに今の農業政策、いや今政府・与党がやろうとしている景気対策・補正予算案の本質を射抜くようなこの理解。国民の眼は確かです。



コメント
コメント一覧 (3件)
民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日午後、青森県黒石市で記者会見し、13日に予定されている小沢一郎代表と麻生太郎首相の党首討論について「与党が強行採決をちらつかせる中で小沢代表を出すのは、幹事長として忍びない」と述べ、与党が13日に2009年度補正予算案の衆院通過を強行する場合、討論を拒否する可能性を示唆した。
逃げの一手ですね、なかなか良い作戦だと思います。
うまく小沢氏を表に出さないようにごまかす為にどんな手でも使わなければいけません。
4月30日のエントリーにも同様の書きこみをしましたが、農家が経済的にやっていけるようにすべきとの主張はわかります。誰もそれに反対はしないでしょう。問題はその具体的な方法です。財源はどうする? やる気のある農家とない農家をどう区別する? 山積するこれらの問題に対し、大串議員はどういう腹案をお持ちなのでしょうか?
天下り団体の増設やダム建設のように、反対の主張が「止めろ」だけで良いマターも確かにありますが、農政はそうではない。大串議員が例に出した農家の方も、「では補助金を切るべきか」と問えば「ないよりはマシ」と答えるでしょう。つまりは現状の補助金システムより優れた案を提示出来ないなら、現状維持しかないということです。
案をまとめるにはこういうデータが必要である等、方向性だけでもここで示していただかなければ、論評すら出来ません。
ようやくOKした13日の党首討論なのに、直前で辞意表明とは、そこまで党首討論が嫌だったんですかねぇ小沢氏は。そうでなければ今更の辞意なんぞ13日でも14日でも良かったはずですから。それとも、次期代表選は補正予算成立後と言ってましたから、それまでは代表ということで党首討論には出るのでしょうか。だとしたら少し見直しますが。
一方で、党首討論をネタに補正予算の採決延期を迫っていた鳩山氏は、他ならぬ小沢氏にハシゴを外され大慌てでしょう。小沢氏と進退を共にすると公言してましたが、果たして実行されるのでしょうか。あるいは他人に厳しく自分に甘い、ただのダブスタ野郎であると自ら暴露するのでしょうか。いささか不謹慎ですが、これは見ものです。