「いのちを守る政治」 鳩山総理の、初の通常国会での施政方針演説が行われました。
「いのちを守る政治」 これを追求していきたい。鳩山総理の思いが語られました。情緒的だったと言われればそうかもしれません。しかし鳩山総理として目指していきたい国のあり方、社会のあり方の大きな方向性は十分示されたのではないかと思います。
「具体策は」と問われますが、「いのちを守る政治」を貫きたいという鳩山総理の考えを具体化したのが、今回国会に提出した来年度予算案に他なりません。それを菅副総理・財務大臣は「いのちを守る予算」と呼びました。社会保障関係費を、約10%も一気に増加させるなど、まさに「いのちを守る」ための予算にしました。全ての予算が具体的に事業化されていきます。
いい演説だったと思います。ただ、「いのちを守る」という崇高な目的のために、働く気持ちを高めれば高めるほど、人の命にかかわるという、その意味の重さを痛感せざるをえません。
ずっしりとした責任の重さを改めて感じた、今日の総理施政方針演説でした。