今日、財政制度等審議会を1年3カ月振りに開催しました。その上で鳩山新政権になってからはじめての、財政制度等審議会財政制度分科会を開催し、予算関連の議論をスタートさせました。
以前の政権下での財政審は、研究者のみならず、実業界、マスコミ関係者、評論家の方々など、各般から色々な方に参加してもらって、多くの「建議」を重ねてきました。
新政権下では、考え方を変えて、委員としては、各般からの参加ということではなく、学者を中心とした専門家にお願いしました。
そこで専門的な見地から、財政上の課題について検討、分析を行ってもらうというのが、私たちの政権の下での、財政審に託す役割です。
私たち民主党政権においては、これまでの予算のつかいみちを抜本的に見直したいと思っています。これまでの予算のつかいみちは、真に経済成長を促進し国民生活を向上させるものになっていただろうか。デフレが続く異常状態の日本において、経済を成長させる予算のつかいみちはどこにあるのか。
そういった観点から、議論を深め、知恵をもらっていきたいと思います。