以前にも書きましたが、国会議員定数の削減と、国家公務員総人件費2割削減は、私たちがマニフェストに約束した政策の中でも、特別な重要性を今や持っていると思います。
社会保障と税の抜本改革の議論を担当していく中で、この抜本改革に国民の皆さんの理解と納得を得ていくには、その大前提として税金の無駄づかいをギリギリまで無くしていくことが必要です。
税金のつかいみちを正していく取り組みの中でも、「身を切る」改革たる、国会議員定数削減と国家公務員総人件費2割削減は、まず私たちが率先垂範して行わなければならないものだと思います。
また、民主党が「マニフェストをちゃんと実行していないじゃないか」と国民の皆さんに思われているのも、この2政策の実行がなされないことに端を発していると言っても過言ではないと私は思います。
この2政策を実行する推進力を党内に取り戻すよう、これまでもあれやこれやの手を打ってきましたし、昨年12月に取りまとめた「税と社会保障の抜本改革調査会『中間整理』」にもこの点は明確に書きました。しかし、まだその推進力は十分得られていません。
この2政策は、今民主党が失いつつある、「民主党の存在意義」にかかわるとすら言えるものではないかと思います。
私なりに、さらに、これを進める活動を展開していきたいと思います。

