TPPについて、今日、党内の「慎重に考える会」の皆さんの申入れも受けて、両院議員懇談会を開催し、野田総理・党代表から直接、「TPP交渉参加に向けて関係各国と協議に入る」とした考えに至った経緯、そしてハワイAPEC会合の際の様子などについて聞き、これに対する意見交換を行いました。
「慎重に考える会」の皆さんを中心に色々な意見が出されましたが、この会において、全体論として特に重要と指摘されたのは、①今後の各国との協議において官僚主導ではなく、政治主導でしっかりと取り組むこと、②党に対してそして国民の皆さんに対して各国との協議の結果の情報をしっかり共有すること、この二点だったのではなかったかと思います。
政府側でTPP問題を担当する者として、これらの点はきっちりと肝に銘じていかなければなりません。
これらの点に十分留意して全力で取り組んでいく中で、党一体としてまとまっていくことができると、私自身はそう感じました。