社会保障と税の一体改革、経済財政運営、総合科学技術会議、宇宙開発、医療イノベーション・・・・・
毎日自分の所掌の仕事に取組みながら改めて思うのが、私の仕事の本質的な部分は「省庁縦割り」をいかに乗り越えて、「省庁横断的な取組み」を推進していくかということにあるということです。
内閣府の担当ですので当然と言えば当然。また国家戦略を担当している以上さらに当然です。国家戦略の傘の中で担当しているTPPを含む経済連携という課題もまさに省庁横断的課題。
このような仕事はややもすると眼の前の各省間の調整に時間ばかりとられてしまいがちですが、常に中心的な理念をしっかり掲げつつ、その理念のもとに、各省横断的な調整を図るように気をつけています。
しかしこのバランスがなかなか難しいところ。でも、国家運営とはそもそもこのようなところに本質があるのかもしれません。