今日の社会保障と税の一体改革についての調査会、午後3時からスタートして深夜0時直前までかかるという長丁場会議でした。そして、今日、ついに意見集約を行うことができました。
午後6時半からは、野田総理も入っての会議。総理自身も会議終了まで参加しての決着でした。しかも反対論を押し切ってという強引な形ではなく、みんなの意見をそれぞれ取り入れてまとまった形での取りまとめでした。
冒頭、総理から覚悟を聞かせてもらいました。その中で、総理は、社会保障と税の一体改革は、これまで延々と先送りされてきたけれど、これ以上先送りしてはならないということ、そして、「定数削減なくして増税なし」、すなわち、議員定数削減といったまずは身を切る取り組みを行った上で、消費税という国民の皆さんへのお願いをするということを、はっきり述べました。
政党にとって議論することすら大変難しいこの課題。逃げずに議論してきました。私としては、昨年秋に党の「社会保障と税一体改革調査会」事務局長に就任してから、この夏以降は「社会保障と税一体改革」担当政務官として、一貫してこの問題に取り組んできました。この問題について、党側、政府側の事情を最も知り抜いた上で取り組んでいるという自負もあります。
今日、総理から「まずは私たち自身が身を切ることをしっかりやって、そして社会保障と税の一体改革には逃げずに取り組む」という覚悟を、党所属国会議員が直接聞くことができて、よかったと思います。今後はこのことを、国民の皆さんに、私たちがしっかりお伝えしていく番です。