欧州での一連の選挙結果が出ました。
フランスの大統領選挙では現職のサルコジ氏が敗れ、オランド氏が当選。ギリシャの国政選挙では、連立与党が敗北。双方とも財政の健全化という課題が大きな争点でした。
これらの結果を受けて、欧州の債務危機への懸念からか、株式市場を含めた金融市場が大きく揺れました。選挙の結果に対して金融市場が敏感に反応する現代。これが厳しい現実を表しています。
ひるがえって日本においては、明日からいよいよ「社会保障と税一体改革」の審議が衆議院でスタートします。党内では、今日、小沢元代表の党員資格停止処分の解除問題が役員会で議論され、明日の党常任幹事会で決定される見込みです。党が一丸となって、社会保障と税一体改革を支えていく態勢が問われます。