いよいよあす選挙戦公示日。一気に進んだ解散総選挙への流れも、本当の選挙戦に入ります。
この選挙戦では、日本の政治を逆戻りさせてしまうのか、それとも「前へ」の動きを守っていくのか、が問われることになると思います。
私たちの政権は、確かに国民の皆さんのご期待に十分応えることができませんでした。この点については十分に反省し、さらに私たちを鍛えていかなければならないと思います。
しかし、過去60年間の古い政治のしがらみと戦い続けて、少しずつではありますが、以前にはできなかったような政策が、できてきていることも確かです。子ども手当、高校無償化、農業戸別所得補償、諫早湾干拓開門への動き、社会保障予算の増加、地方交付税の増加、事業仕分けを通じた税金のムダ遣いの見直し、高級官僚の天下りあっせんの全廃・・・・・
これらをさらに「前へ」進めるのか、それとも逆戻りするのか。
逆戻りした「古い」政治は、政治家自身の生活を守ろうとします。「前へ」進む政治は、子どもたちの未来を守ろうとします。
議員定数削減の問題を考えていただきたいと思います。野田総理は、議員定数問題を賭けて、解散総選挙を決断しました。残念ながら、前国会では、野党の皆さんからの合意が得られず、定数削減はなりませんでした。誰が、どの党が、本当の覚悟をもって、自らの身を切ろうとしたのか。私はこの点を明確に訴えていきたいと思います。
社会保障と税一体改革で、子どもたちの未来にこれ以上のツケをまわさないために、国民の皆さんに消費税というご負担をお願いするのであれば、まずは国会議員が、これまでの借金財政を作ってきた責任をとって身を切ることは当然です。
議員の生活を守ろうとするのか、子どもたちの未来を守ろうとするのか。古い政治に逆戻りするのか、政治をさらに「前へ」進めるのか。
強く、強く、声枯れ尽きるまで訴えていきたいと思います。
皆さんのご支援を、よろしくお願いします。